世界予防接種週間:ロータリーのコミットメントの証し

不確実性に満ちたこの世界で、揺るぎない希望の光が一つあるとしたら、それは「予防接種」です。今年の世界予防接種週間(4月24日~30日)に、私たちはロータリーのような団体のたゆみない努力によって実現したさまざまな素晴らしい達成を振り返りました。

予防接種は、人間の創造力と協力の賜物です。かつては人類を屈服させたほどの疾病の影響が、ワクチンの投与を通じて大きく減少してきたのを、私たちは目の当たりにしてきました。ロータリーは、奉仕、人道主義、親善の導き役として、このグローバルな取り組みの最前線に立っています。

予防接種へのロータリーのコミットメントには限界がありません。ロータリーは、新ワクチンの研究に資金を提供する先駆的なイニシアチブから、遠隔地にワクチンを届けるための支援まで、1985年に世界ポリオ根絶プログラムの開始を宣言して以来、ポリオとの闘いにおいて重要な役割を果たしてきました。ロータリー会員による惜しみない努力は、無数の子どもの命を救っただけでなく、世界中の地域社会がより健康で回復力を備えるための道を開きました。

しかし、ポリオ予防接種の成功を祝いつつも、今後の課題を認識することが重要です。新型コロナウイルスの世界的な流行は、ワクチンの重要性を明確に示しています。ウイルスは人を差別せず、人が行き来するところならどこにでも発生します。その壊滅的な影響から身を守るには、予防接種を普及させるしかありません。

その意味で、ロータリーのような団体がさらに重要になります。疾病と絶望から身を守るための手段となるのは、これらの団体の予防接種への揺るぎないコミットメントです。予防接種の取り組みを推進することで、ロータリーは「超我の奉仕」という中核的価値観を維持し、消えることのない跡を公衆衛生の歴史に残しているのです。

世界予防接種週間にこれまでの達成を祝うだけでなく、すべての人の健康と幸せを守るという私たち全員のコミットメントを再確認しましょう。予防接種に惜しみない努力を捧げるロータリーのような団体と力を合わせることで、私たちは共に、予防可能な疾病が遠い記憶となり、誰もが成功の機会を持てる未来を築くことができます。これは私たちが共有する責任であり、団結して行動すれば世界を変えることができます。

ロータリーのような団体のリーダーシップに導かれながら、より健康的で明るい未来が私たちの手の届くところにあることを忘れずに、揺るぎない決意で前進していきましょう。 

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ボブ・テイラー(ポリオ根絶コーディネーター、アルマ・ネブラスカ・ロータリークラブ会員) | 5月. 13, 2024